2009年07月10日 10時00分

「クールビズへの関心」高まりつつも、賛同は2年前より減少


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 内閣府は9日、「クールビズに関する特別世論調査」を発表。クールビズを「実践している」と答えた人は57.0%となり、5割越えを記録した。一方、「賛否」に関しては、「非常に賛同する」「ある程度賛同する」がそれぞれ2年前の83.5%から81.5%、45.2%から32.6%に減少。エコへの関心が高まる中、“暑いものは暑い”という意見もあるのかもしれない。

 2007年の前回調査より「実践している」人は10.4%増となった。しかし「実践していない」も34.1%と前回に比べ4.7%増えるなど、それぞれの意識の差が浮き彫りとなった。認知度は、「詳しく知っている」「大体知っている」を合わせると73.5%。前回比19.5%増えるなど浸透している様子。

 「クールビズ以外で実際に温暖化対策のために取り組んでいること(複数回答)」は、「家庭でのエアコンの温度を調節する(63.0%)」、「水道の蛇口をこまめにしめる(58.2%)」、「買い物の時に自分の袋を持参してレジ袋などのごみを減らす(56.6%)」が5割以上で、上位の3項目となっている。

【調査概要】
調査対象:全国20歳以上の方3000人
有効回収数(率):2054人(68.5%)
調査期間:2009年5月28日〜6月7日
調査方法:調査員による個別面接聴取


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