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2009年07月08日 16時00分
渡辺謙 (C)ORICON DD inc. 
会見の模様・左から若松節朗監督、三浦友和、渡辺謙、石坂浩二、角川歴彦氏 (C)ORICON DD inc. 

渡辺謙、映画『沈まぬ太陽』に自信! 「今、自分が投げられる“一番の球”」

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 『白い巨塔』『華麗なる一族』などを執筆した作家・山崎豊子氏の小説『沈まぬ太陽』が初めて映画化されることになり8日、都内で製作報告記者会見が行われた。日本経済を取り巻く環境の悪化などによって厳しい世相にある現在、同作が公開されることについて、主演を務める俳優・渡辺謙は「今まで映像化されなかったのは、この作品がこのタイミングを待っていたという気がした。(俳優として)今自分が投げられる“一番の球”を投げました」と充実した表情で語った。

 総制作費20億円、3時間を超える長編として登場する同作は、昭和40年代から60年代に経済大国へと急成長する日本を舞台に、大企業の不条理に一人で立ち向かっていく男の生き様が描かれる。映画化の理由のひとつとして若松節朗監督は、以前山崎氏にあいさつした際「『この映像化(した作品)を観ないと私は死ねない』とおっしゃっていたのが頭に残った」と話し、並々ならぬ決意をうかがわせた。

 思いもせぬ社会情勢の悪化で、国中に沈滞ムードが漂うこの時期の公開を運命だと感じている様子の渡辺は、俳優として「この映画は直球。もう160キロを目指す年ではないですが、真ん中に渾身の力を込めて投げました」と撮影に全力投球したことを明かした。そして「先のことを考えず、ひとつひとつそのシーンだけを“どう生き抜くか”ということを考えて、それが積み重なったのがこの作品です」と熱い面持ちで自信をみなぎらせた。

 会見にはほかに三浦友和石坂浩二、製作総指揮を務める角川歴彦氏が出席。映画『沈まぬ太陽』は10月24日(土)より全国で公開。

 

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