2007年11月02日 09時00分

口笛太郎Duoデビューでブーム本格化? 着口笛も登場!

 最近、メディアで話題を呼ぶようになった口笛アーティスト。今年アメリカで開催された「第34回国際口笛大会」では、成人女性の部、子供の部、10代男性の部で日本人が優勝および上位入賞したことも影響して、口笛を取り上げるメディアが増えている。また、CMを意識すると口笛をフィーチャーしたものがかなりあることに気付く。そんな中、口笛太郎という名の口笛アーティスト(サラリーマン)のアルバム『風とギターケース』への注目度が高まっている。すでに「着うた」ならぬ「着口笛」としても配信されており、いよいよ口笛ブームが本格化しそうな気配だ。

 アメリカで行われた「第34回国際口笛大会」成人女性部門では、分山貴美子さんが優勝。映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の挿入曲の口笛パートは実は彼女の口笛によるもの。彼女は、その後も様々なテレビ番組に出演。優勝者ならではの素晴らしい口笛の音色を聴かせた。それに続くように注目度が高まっているのがサラリーマンでありながら、口笛ライブを行っている口笛太郎Duo。

 昨年5月から行っているライブでは、アコースティックギタリストとともに、カーペンターズ、スティービー・ワンダー、ビリー・ジョエルらの人気曲などを披露。そんな活動がレコード会社のスタッフの目に留まり、ついに11月3日にアルバム『風とギターケース』でCDデビューすることになった。この作品収録の「クロース・トゥ・ユー」(カーペンターズ)では、分山さんも口笛デュエットで参加している。

 今年7月には日本口笛奏者連盟も発足され、連盟によると最近では、口笛コンサートの依頼も増加しているとのこと。また、携帯の配信サービスには「着口笛」も登場しているほど。さらに来年の「口笛世界大会」は、日本で行われる予定とあり、口笛の注目度はますます高まるばかり。

 口笛太郎Duoのアルバムのアートワークのセンスからもにじみ出る、口笛とアコギならではのやさしいサウンドが、口笛ブームに拍車をかけそうな気配だ。


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