2013年10月24日 11時00分

尊敬される上司、1位「信頼できる人」〜賛美と失望の分岐点とは?

思わずこぶしを握りしめた経験、ありませんか?(データ出典:エン・ジャパン株式会社) [拡大する]

思わずこぶしを握りしめた経験、ありませんか?(データ出典:エン・ジャパン株式会社)

 人材総合サービスを展開するエン・ジャパンが23日、女性向け求人情報サイト『en・ウィメンズワーク』の女性利用者929名を対象に実施した「上司についてのアンケート」結果を発表した。上司の尊敬できる点について1位となったのは【信頼できる人柄】(77%)。一方これまでに直面した上司の困った点については【人によって態度が違う】(63%)が首位に。いずれも仕事ぶりや成果・結果よりも、人間性が重視されているようだ。

■尊敬できる上司は“信頼できる人” 〜知識・スキルの高さを上回る〜

 上司の尊敬できる点については、「必ずフォローしてくれると分かっていたので安心して仕事に取り組めたから」(30歳/東京都)、「ビジネスマン以前に、人間として信頼できた」(40歳/東京都)との声が集まり【信頼できる人柄】が首位。2位には【仕事に対する責任感】(64%)が続き、こちらは「部下のミスに自ら頭を下げている姿を見た時に、上司を見る目が変わりました」(32歳/群馬県)と、ドラマの1シーンのようなエピソードも寄せられた。

 3位には仕事の成果や技術面が判断材料となる【知識・スキルを持っている】(63%)がランクイン。「仕事についての質問にはどんなことにも答えられる上司で、日々勉強されていた」(39歳/広島県)と、真摯に仕事と向き合う背中に賞賛の言葉が贈られた。

■人によって態度を変える上司の姿に、部下はガッカリ

 尊敬される上司もいれば、失望されてしまう上司が存在するのも事実。過去に「困った上司」のもとで働いた経験の有無をたずねると、91%が【ある】と回答している。具体的には、1位の【人によって態度が違う】に次いで2位に【その時々で指示が変わる】(55%)、3位に【評価が公平・公正ではない】(49%)が続き、いずれも一貫性がない、また矛盾する言動に眉をひそめられているようだ。

 「職場で上司に恵まれていると思うか?」との問いでは全体の45%が【恵まれている】とし、世代別では20代が54%と過半数超え。しかし、30代では42%、さらに40代は40%と、年齢および経験値を重ねるごとに減少傾向がみられた。

【調査概要】
調査対象:「en・ウィメンズワーク」の利用者・女性929名
調査期間:2013年8月29日〜2013年9月25日
調査方法:オンライン調査
データ出典:エン・ジャパン株式会社



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