2012年07月20日 17時42分

間寛平、今度は440キロ「みちのく縦断マラソン」 被災地に元気を

岩手〜宮城〜福島を縦断する『RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン』の開催を発表した間寛平 [拡大する]

岩手〜宮城〜福島を縦断する『RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン』の開催を発表した間寛平

 ピン芸人の間寛平(63)が20日、岩手〜宮城〜福島を縦断する『RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン』の開催を発表、9日間で440キロを走破するマラソンへの挑戦を表明した。かつてボートとマラソンのみで世界一周した鉄人が、今度は東日本大震災の被災地に笑顔と元気を届けに行く。

 還暦を超え、病魔を克服した無敵の鉄人が再び立ち上がった。

 今も慢性的な人手不足に陥り、助けを必要としている東北の現状を知った寛平は、自らも阪神淡路大震災の被災者であることから、震災の記憶が風化し、被災地が取り残されつつあることに危惧を感じ「何か自分にできることを」と一念発起。世界一周した「アースマラソン」の経験から、自分が走ることで“人と人との繋がり”を届けることを決めた。

 スタートは8月13日(月)。そこから21日(火)までの9日間をかけて、岩手県下閉伊郡山田町の「陸中海岸青少年の家」から福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」まで全距離440キロを走破する。単純計算で1日あたり約49キロを連日走ることになるが、ただ走るだけではなく仮設住宅への訪問や地元ランナーとともに汗を流す「応援ラン」など、自ら被災地の人々らと交流しながら「震災の記憶を風化させないキッカケ作り」を目指す。

 寛平は「2011年3月に東日本大震災が起き、早くも1年以上が経過しました。しかし被災地にはまだまだ苦しんでいる人々がいると思います。少しでも皆さんに元気になってもらえたらと思いこの企画を考えました。被災地に元気を、そして生きよう!」と力強く呼びかけている。

■RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン
【岩手県】山田町「陸中海岸 青少年の家」→釜石市→大船渡市→陸前高田市
【宮城県】気仙沼市→石巻市→東松島市→柴田町
【福島県】伊達市→小野町→いわき市「スパリゾートハワイアンズ」

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