2011年12月15日 12時30分

プリンセス天功、“世界唯一”日系人カジノホテルオーナーに就任

『ゴールデンパームカジノ&ホテル』の共同オーナーに就任するプリンセス天功 (C)ORICON DD inc. [拡大する]

『ゴールデンパームカジノ&ホテル』の共同オーナーに就任するプリンセス天功 (C)ORICON DD inc.

 イリュージョニストのプリンセス天功が15日、都内で会見を行い、来年1月22日にカンボジア・バベット経済特区にオープンする『ゴールデンパームカジノ&ホテル』の共同オーナーに就任することを発表した。日本人経営者によるカジノホテル運営は2006年にラスベガスのサンレモカジノ&リゾートがフーターズに売却されて以来、およそ5年ぶり。現在あるカジノホテルで“世界唯一”の日系人オーナーとなる天功は「エンターテインメントあふれる、ラスベガスのようなショー形式を楽しんでいただきたい。日々努力を重ねていきますので、よろしくお願い致します」と意気込みを語った。

 “世界“の天功がカジノホテルオーナーとしてエンターテインメントビジネスに参入。活動拠点をラスベガスからカンボジアに移すという天功は「このビジネスに力を入れることと、オーナーに就任したからには、全力を注いで頑張りたいという思いです」と早くもやる気充分。

 天功はオーナーとしてホテル内のエンターテインメント部門を担当するといい、現在10室あるスイートルームを自身のプロデュースで改装するほか、館内で行われるショーについても「アジアのタレントさんをピックアップして、ラスベガスに負けないショーをつくりたい。イリュージョンだけじゃなく、歌や踊り、全てが詰まったエンターテインメントを確立してきたい」と今後の展望を説明した。

 また、今回のオーナー就任には東日本大震災による影響もあったといい「私にできることはエンターテインメントやイリュージョン。このカジノホテルから一歩を踏み出していき、日本でカジノが合法化された場合には、東北の人たちを雇用したい。小さい力かもしれませんが、何か日本のためになるならばという気持ちで考えています」と真摯に語った。

 天功は来年2月より国内でのショーを再開。それを皮切りにしたアジア圏でもツアーを1年かけて行なっていく。

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