2011年10月25日 10時00分

TBS・田中みな実アナ、ブリッ子は“素”か“キャラ”か?

ORICON STYLEのインタビューに応じたTBS田中みな実アナウンサー (C)ORICON DD inc. [拡大する]

ORICON STYLEのインタビューに応じたTBS田中みな実アナウンサー (C)ORICON DD inc.

 現在、バラエティ番組を中心に“ブリッ子”女子アナとして人気のTBS・田中みな実アナウンサー。巷では、あのブリッ子は“素”なのか“キャラ”なのかが視聴者の間でも議論を呼んでいる。そこでORICON STYLEでは、真相を確かめるべく田中アナにインタビューを敢行。「全てがウソでもないし、全てが本当でもないということだと思います…というのが本音でしょうか」というテレビでのイメージとはかけ離れた凛とした受け答えから、彼女のプロフェッショナルな一面を垣間見た。

 田中アナといえば、『サンデー・ジャポン!』を筆頭に、同局のバラエティ番組に引っ張りだこの超売れっ子アナ。男心をくすぐるようなキュートなしぐさや言葉使いで、男性視聴者を中心に支持を獲得。また、同番組の司会である爆笑問題明石家さんまなど大物タレントたちからも標的にされ、毎回“毒舌”の餌食になっている。「『サンジャポ』で免疫がつきましたから大丈夫です(笑)。最初は『何で、この人はこんなに悪口を言うんだろう…』ってビックリしましたけど」と振り返る。だが、「太田(光)さんは本番直前に『今日は楽しくね』って、何気ない会話の中に優しい言葉を入れてくれたりするんですよ」と、実は“良い人”であることを告白する。

 田中アナと抜群の絡みを見せるのは、彼女を“天敵”と公言するマツコ・デラックスだろう。以前、放送された『ホントの恋のカマ騒ぎ』に田中アナが出演した際には、その人間性を真っ向から否定し、足を引っ掛けて転ばせ最終的に大泣させてしまうという展開を披露。一見、荒々しいマツコの“ムチ”に対しても「マツコさんはボキャブラリーも豊富で言葉に力を持たせるのが凄い! マツコさんにイジられることで私も助かっている部分がありますね」と冷静に分析する。

 ここまで彼女の話を聞いていると、自身の立ち位置や視聴者が望むものを分析しており、テレビで観る彼女の印象とは少し違って見えてくる。「とにかく求められることには、応えていきたいと思うんです。バラエティのなかでブリッ子キャラでいるのは、アナウンサーの仕事では無いのでは? という方もいるとは思うんですけど、制作スタッフの方が望んでいることに、会社員として応えるということは当然だと思うんです。楽しい番組作りに少しでも協力できればいいなという想いで臨んでいます」と自身の真摯な想いを吐露する。

 今回のインタビューで彼女が“プロフェッショナル”なアナウンサーであることが理解できた。だが、彼女のブリッ子キャラを、快く思っている視聴者だけではないのもまた事実。「私、何を言われてもあまり気にならない性格なんです。周りから色々な声が聞こえてきても走り続けていると気付かないんです。…だから止まるのが怖いんでしょうね(笑)」。うーん。田中みな実……なかなかのツワモノです。

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<インタビュー>TBS・田中みな実アナのブリッ子は「素」か「キャラ」か… その真意とは?写真一覧


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