2011年08月29日 15時05分
『パブロン』15年ぶり新CMキャラクターに松嶋菜々子
『パブロン』新CMキャラクターに起用された松嶋菜々子 (C)ORICON DD inc.
総合感冒薬『パブロン』(大正製薬)の新CMキャラクターに女優の松嶋菜々子(37)が起用され29日、都内で行われた発表会見に出席した。竹下景子の起用以来、15年ぶりのキャラクター交代に松嶋は「尊敬している先輩方がやられてきたので、とても光栄」と笑顔。CMコンセプトの『家族・愛情・思いやり』について「私自身、家族を持って共感できるようになった。自然体で演じれば表現できると思い、リラックスして臨みました」と話した。
同商品は1927年に咳止め薬として発売、1955年に総合感冒薬として発売されて以降、「効いたよね、早めのパブロン」など耳に残るキャッチコピーを主としたCMが話題となり幅広く認知。9月1日より放送される新CMでは、松嶋演じる母親と娘が同商品を通じて家族の温かさやきずなを描く。
CM内で松嶋は娘を演じる子役・久家心とともに仲睦まじい“家族像”を表現。初共演した久家とは「飼ってるワンちゃんの話や仕事のことなど、たくさん話しました」と和気あいあいとした現場だったと振り返り「しっかりしていて、プロの演技でした。大女優さんですね」と絶賛した。
職業柄、体調管理を徹底しているという松嶋は「子どもみたいですけど、よく食べ、寝て、遊ぶ。気分転換にはジムや一人で映画館、お友だちとお茶に行きます」とリフレッシュ法を告白。それでも体調を崩した場合には「パブロンを飲んで休む」とアピールしつつ、「でも仕事に穴は空けられないので、『蚊に刺された』と思って、気力で乗り切ります」と話していた。